はじめに
仕事をしている時は、1日過ぎるのが遅く感じがちです。逆に休日はあっという間に過ぎていきますね。
そう思っていると、明日からはもう6月です。歳を重ねる事に月日が経つのが、早く感じると言いますが、正にその通りです。
一説には若い時は、日々新しい事や出会いや、環境が変化といった刺激があるので、時間が長く感じるそうです。確かに今の私には刺激を感じることは少なくなってます。
働き方とは
今年の初めに、今のような状況がこのようになると予測した人はいたでしょうか?
よく超能力で未来が予言できると言う方が、いらっしゃいますが、まさに今回の出来事を予言して、事前に防いてくれたら、本当に有難いと思うのですが。。。
話しが逸れてしまいましたが、このコロナの期間で、皆さんも色々考える機会があったかと思います。私も皆さんと同様に考える機会が多くありました。
その中で私は働き方改革について、考えていました。
この働き方改革ですが、大きく分けて3つの柱があります。
難しい表現ですが、私の解釈で要点を整理してみると、
- 少子高齢化が進んでいく中で、労働力の不足が予測される中、人手不足を解消に向けた改革が必要。
- フレックス制や有給休暇を積極的に活用、取得を行い、時間外労働を削減する。それにより、心身共に健康な日々を過ごすことができる。
この内容に関して、様々な意見、議論が各企業・職場で起こったはずです。どのような議論が皆さんの勤務先でされましたか?
◎管理職の方
上司から部下の時間外労働時間を規定を超えないように、マネジメントするようにと、言われたりしていませんか?
◎担当者の方
上司の方から、時間外労働を定められた時間に収めるように、指示がきてませんか?
時間を削減する事が目的となっており、本来考えるべきことから、外れているような気がしていました。
私はよく言えば効率重視、悪く言えばサボりたいと考えています。
例えば客先訪問の時、自宅から近い場合は朝一もしくは夕方にアポを入れます。
なぜなら、朝なら直接自宅から訪問、夕方なら直接家に帰れば効率が良いからです。
でも、人によってはなぜ朝出社しない、なぜ帰社せずに直接帰る=サボっていると考える風潮が、私の勤め先ではまだこの考えが根強いと思います。
会社にいる時間=仕事をしている
この価値観が変わらない中で、働き方改革という、箱を作っただけでは何も変わりません。
大企業はシステム、RPA化を進めていきますが、今の業務時間を減らすことを目的にして、その業務自体が必要かどうかの、本質を見極めまでは、至らないかもしれません。
結局、その業務はこれまでは非正規の方々にお願いしていたのが、なくなってしまうリスクがあります。
働くこと
今回のコロナで、見えなかった問題・課題が見えるきっかけとなりました。本当に必要な業務、やらなくても、よかった業務がはっきりしました。また、自分自身の存在価値についても、見直すきっかけになりました。
何の為に、何をしたいかを考えた時に、必要になってくるのは時間です。時間は皆さんに平等に与えられています。
日々の仕事をする中で、時間を捻出する為には、自分で作るしかありません。
そのために、やるべきこと、やめることを考えなければなりません。現状の業務かもしれないですし、会社を辞めて、他のことをするかを考えることかもしれません。
まとめ
自分の真の働き方改革ができる機会だと捉えています。ただ考えるだけでなく、一歩を踏み出し、小さなことでもよいので、結果を積み上げていこうと思います。
明日から6月です。ジメジメした梅雨の季節になっていきますが、体調管理をしっかりして過ごしていきましょう。